そのヘルプページに書かれているとおり、禁止するための正確な算出式は公開されていません。Meta Stack Exchange に投稿されている FAQ も確認してみましたが、やはり公開されていませんでした。ただ、仮に BAN されることになったとしてもすぐ BAN されるのではなく一度警告として数日間だけ BAN されるので、それで知ることができるようです。
ところでここからは個人的な感想ですが、akira さんのご投稿を簡単に見てみたところ、他の方の投稿と比べて特筆たくさんマイナス投票されるようなクオリティのものには思えませんでした。何故度々ちょっとだけマイナス投票されているのか謎です。もし私がこのような状況になったらどういう行動をしそうか考えてみました。
- マイナス投票されている投稿を改善する。マイナス投票されたのは誰かの琴線に触れたからでしょう。同じように、誰かの琴線に触れてプラス投票されるように投稿を編集してみます。
- 「試してみた」系の投稿は、何故その「試してみた」を回答として投稿する意味があるのか、理由を付記して分かりやすくする。たとえばこの回答は質問者さんの手元の結果がおかしくないことを示すために自分の手元でのベンチマーク実行結果を参考として出したのだと思いますが、早とちりな方は最初の1行だけ読んで回答ではない投稿だと思いマイナス投票をされるかもしれません。自分の実行結果は回答の後ろの方に回して、回答として言いたいことである「おかしくない」「なぜなら~」の部分を先に書くと誤解されにくくなりそうです。また、そうすることで回答として読みやすくなり、プラス投票を誘発しやすくなるでしょう。
- この回答のように「間違ってはいないのだけどエレガントさにかける」系の投稿は、その方法が補足であることを追記するか、短所を補う長所があることを追記する。このような投稿はそもそもマイナス投票されるべきでないのですが、プラス投票もしにくいので誰かのマイナス投票が残ったままになりがちです。そこで、マイナス投票しにくくしたりプラス投票しやすくするのがひとつの方策になります。すぐにはプラス投票されないかもしれませんが、その回答が残っている意味があるなら、いずれ同じ境遇の方からプラス投票されることでしょう。
- 投稿を改善する方法をメタで聞く。どうしてもマイナス投票の意図が分からない場合、メタで意見を乞うことができます。特に、よっぽどたくさんマイナス投票されたもののその意図が分からないときに有用です。
- 嫌がらせの可能性を考える。もしかしたら、誰か特定のユーザーから繰り返しマイナス投票されているのかもしれません。しかし、スタック・オーバーフローではそのようなことをしているユーザーを自動検知する仕組みを整えており、可能性は低いのではないかと推測します。もしよっぽど大量のマイナス票が投じられてどうしても疑惑が拭いきれずメタでも解決しなければ、問い合わせフォームから Stack Exchange の社員に調査を依頼します(誰が投票を入れたかはモデレーターでも分からない情報なので、社員レベルの権限が無いと分かりません)。――ハンロンの剃刀も時々思い出します。