クローズに投票した6人のうちの1人です。私がどうして「オフトピック」扱いでこの質問にクローズ投票したのかを書きます。
まず私は、この質問が「こういう目的に使うための共通フォーマットはあるか」という類のものだと受け取れませんでした。なぜなら私が閲覧したときの質問本文には「形式はJSONです」と書かれていたためです。当該目的に使用するためのよいファイル形式を聞いているわけではないのだな、と判断しました。(この時点で多少user21441さんの意図を汲み取れていなかったということは認めます。)
次に、たとえばAPI設計の質問のように、システムのデザインに関する質問なのかどうかを考えました。しかしこれも違うらしいと思いました。「個人情報ファイル」として扱おうとしている情報は適当な個人情報であればとりあえず何でもよく、むしろご質問の主体は「個人情報を一括管理したい」というところにあるように思えました。
最後に、この質問が個人情報をテーマとしているため、暗号学的な知見を求めてらっしゃるのかどうか考えました。しかしこの質問からはそういった事情は汲み取れず、むしろ「個人情報ファイル」自体はTLSなどを使ってよしなに送受信されることを想定しているのではないか、と思いました。
この上で、ヘルプセンターで決められているトピックを見て、
- プログラミング上の具体的な問題、または …… プログラミングと直接は関係しない。
- アルゴリズムに関する問題、または …… アルゴリズムの問題ではない。
- プログラマーがよく使うソフトウェアに関する問題であり …… そうではない。
- ソフトウェア開発に固有の、実際的で回答可能な問題である …… 微妙だが、固有ではなさそうだ。つまり、もっと上流の問題にも見えました。
と判断し、さらに私がこの質問を見たときには既にオフトピックを理由とするクローズ票が2つ集まっていたため、そこに追加で票を投じたというわけです。
白状すると、クローズ票を投じたときも、微妙なラインの質問だなあとは思っていました。もしこの質問が「〜というファイルを準備すれば良いように思うのですが、皆さんはどう思いますか?」という形式だったら、迷わずクローズしたでしょう(「どのような質問は避けるべきですか?」に載っているパターンと同じだからです)。しかしこの質問はこれとは少し違い、「既に提案されたことはありますか?」という形になっていました。もしこの質問が「〜という形で個人情報を管理したいと考えているのですが、類似した既存の技術があればそれに乗っかろうと思っています。既存の技術はありますか?」という形だったのであれば、これは「プログラミング上の具体的な問題」であり、クローズ対象にはならないと考えたでしょう。
そういう訳で、私はもしこの質問が上手く編集され、プログラミング上の具体的な問題やソフトウェア開発に固有の問題に関する質問であることが分かりやすくなれば、再オープン可能だと思っています。特に、user21441さんの回答にあるように、もしご質問の本質が「〇〇という形式で個人情報を管理する既存技術は存在するか」というところにあるのでしたら、「個人情報入力の代用となるファイルの仕様イメージ」という節は蛇足だったのかもしれません。おそらく私はこの節を読んでご質問を誤解していました(すいません)。
追記: この編集を見て再オープンを推薦しました。