6

スタック・オーバーフローにおけるモデレーションレポートを共有したいと思います。

おそらくこちらを読んでいるみなさんはご存知だと思いますが、Stack Exchange ネットワークのサイトは、一般的な他の Web サイトとは多少異なる方法でモデレートされています:

当ネットワークはユーザーが管理できるように設計されています。モデレーションの負担は複数の小さなタスクで分担され、そのタスクは通常ユーザーでもこなせるものです。
-- モデレーションの理論 / A Theory of Moderation

もちろんこれはモデレーターの必要性を問うものではありませんが、モデレーションの大部分は一般のユーザーによって実行されていることを意味します。サイトに貢献する時間や労力が多くなればなるほどこの取り組みを支援するための権限がより多く開放され、その結果大きな違いを生む累積的な効果を生み出します。

2021年にわたしたちのコミュニティが達成したことを振り返り... 興味深い 統計を見てみましょう。以下は、過去12か月間にスタック・オーバーフローで実行されたモデレーションの内訳です:

Action Moderators Community¹
Users suspended² 3 4
Users destroyed³ 106 0
Users deleted 1 0
Users contacted 4 0
Tasks reviewed⁴: Suggested Edit queue 50 112
Tasks reviewed⁴: Reopen Vote queue 9 26
Tasks reviewed⁴: Low Quality Posts queue 5 48
Tasks reviewed⁴: Late Answer queue 28 86
Tasks reviewed⁴: First questions queue 100 525
Tasks reviewed⁴: First Post queue 159 975
Tasks reviewed⁴: First answers queue 33 102
Tasks reviewed⁴: Close Votes queue 30 224
Tags merged 6 0
Tag synonyms proposed 7 0
Tag synonyms created 6 0
Tag highlight language set 4 0
Revisions redacted 3 0
Questions reopened 19 0
Questions migrated 2 0
Questions flagged⁵ 9 217
Questions closed 253 32
Question flags handled⁵ 195 31
Posts unlocked 0 2
Posts undeleted 1 85
Posts locked 2 15
Posts deleted⁶ 95 1945
Posts bumped 0 1567
Comments undeleted 3 0
Comments flagged 1 50
Comments deleted⁷ 570 1015
Comment flags handled 45 6
Answers flagged 8 198
Answer flags handled 185 21
All comments on a post moved to chat 2 0

脚注

¹ ここでの「コミュニティー」とはスタック・オーバーフローのユーザーを指し、名前の横にダイヤモンドの付くユーザー(モデレーター)と自動処理を行うコミュニティボット除きます

² システムは次の3つの理由でユーザーを一時停止する場合があります: ユーザーが以前に一時停止を受けた後に再生成されたとき、スパムや悪用のために破棄された後に再生成されたとき、アカウントがネットーワーク全体で一時停止の措置を受けたとき。

³ 「破棄された」ユーザーは、投稿したすべての質問(回答、コメント)とともに削除されます。Generally used as an expedient way of getting rid of spam.

⁴ 送信済みのレビューが全て含まれます(スキップされたものは除きます)。2つの編集の提案を承認するために必要なレビューは2とカウントされます。モデレーションのアクションの頻度を示すためで、通報などにも当てはまります。

⁵ クローズの通報は含まれます(クローズや再オープンの投票は除きます)。

⁶ その他のアクションによって引き起こされる多数の自動削除は含まれません。

⁷ 投稿者本人によって削除されたコメントも含まれます(いくつかの通報されたコメントです)。

参考文献

みなさんにとって2022年が素晴らしい一年となりますように! ^_^

1 件の回答 1

2

前回と同様に、2020年のデータ と比較した増減率を載せておきます。

網掛け部分は昨年も出した結果を踏まえて、どれくらいコミュニティがアクションを行っているか = "自治率" 的な割合です。

  • 赤字は前年(2020)と比較して数値が減ったもの
  • 青字は前年(2020)と比較して数値が増えたもの

トピックとしては「初めての投稿」が「質問」と「回答」に (年の途中から) 分かれるようになりました。

画像の説明をここに入力

この質問に回答するには、ログインする必要があります。

求めていた回答ではありませんか? のタグが付いた他の質問を参照する。