スタック・オーバーフロー翻訳スタイルガイドライン(提案)
このガイドラインは、都度の翻訳作業において、完全な準拠を求めるものではありません。
翻訳の表記に迷った時や、表記の統一作業を行う際に参照して下さい。
基本
基本的に、「JTF日本語標準スタイルガイド」に従います。
ただし、
- JTF日本語標準スタイルガイドで複数のスタイルが示されており、選択が必要な点
- JTF日本語標準スタイルガイドに従わない点
- JTF日本語標準スタイルガイドで触れられていない点
などは以下の「補足・例外」に記します。
補足・例外
文体
説明のための文章や、ユーザーに要求をする文章の文体は、敬体(ですます調)とします。
例:
インターフェースの要素や、見出し、箇条書きに類するものは、常体(である調)か体言止めとします。
例:
- 「〜を投稿する」(ボタン)
- 「〜であること」(箇条書き)
ただし、質問形式の見出しは敬体(ですます調)とします。
例:
カタカナ複合語
カタカナ複合語を区切る際は、半角スペースを用います。
例:
- 「コミュニティー モデレーター」
- 「ユーザー プロフィール」
ただし、固有名詞などで中黒(・)の使用が定着しているものは、中黒(・)で区切ります。
例:
- 「スタック・オーバーフロー」
- 「クリエイティブ・コモンズ」
全角文字と半角文字の間のスペース
JTF日本語標準スタイルガイドに従い、全角文字と半角文字の間にはスペースを入れませんが、Markdownの都合上必要な場合や、URIなどの識別子は、スペースで区切ります。
例:
スラッシュ
スラッシュ記号は、半角のスラッシュ(/)で表記します。
前後のスペースが原文にあれば、残します。
例:
3点リーダー(...)
3点リーダー(...)は原文のまま、ピリオドを3つ重ねて表記します。
例:
ユーザーインターフェースを構成する記号
JTF日本語標準スタイルガイドに従い、文章に現れる記号は全角で表記しますが、UIの中で区切りや囲い、単位表記として用いられている記号は、原文が半角であればそのままにします。
前後のスペースが原文にあれば、残します。
例:
- 「低いスコア ($Score$)」(丸かっこ)
- 「回答日時: $date$」(コロン)
- 「$percent$% 未解決」(パーセント記号)
カタカナ語を用いず、アルファベットのままにする語
技術系サイトとして自然な範囲であれば、無理にカタカナ語を用いず、アルファベットのまま表記します。
その際、原文の語頭が小文字であっても、日本語の中での座りが悪ければ、大文字として構いません。
例:
強調(斜体・太字)のマークアップ
パーサーのバグを回避するために、Markdownによる強調のマークアップにはアスタリスク(*
)を使います。
原文のマークアップがアンダースコア(_
)であっても変更します。
例:
- 「
*斜体*
」
- 「
**太字**
」
- 「
***太字かつ斜体***
」